カテゴリ:高齢者のカタヅケ( 1 )

高齢者のすまいづくり

昨日は朝一で80代前半のYさんのお宅へ。
この方私がカタヅケラボとして正式に活動しはじめる前からのお客様で
今でも時々ご依頼を頂く。

高齢者の住まいには若い世帯以上に、整理収納理論が必要とされている。
でもまだまだ「わかっちゃいるけど、モノが捨てられないのよね~」というレベルの
認識しかないのが現実だったりするんです。
若干遠くなられた耳元で「何かあったら死にますよ!」と言って差し上げたい、
最近のあたくしです^^;)
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この写真はあくまでもイメージです・・・



今回のYさんは、家をリフォームしたことで、納戸にモノが山積みになってしまったのを
ひとりではどうにもできないと言うお電話を頂き、レスキュー部隊出動~。

確かに、場当たり的に次々とモノを運び込んだ結果、広い納戸は足の踏み場がない。
でも問題なのはそこじゃなかったんだけど、ご本人はそこに気付いていないのね・・・とほほ。


毎日使う洗面所がキケン!
納戸に行くには洗面所を通過するんですが、そこにもモノがあふれ
毎日のお洗濯やお風呂に入るたび、色々な不便がありそう。
でも、住んでる人にしてみると毎日のことなので気づいてないってよくあることです。

使いやすい位置にある作り付けの棚には、2人暮らしには多すぎるタオルの山。
洗面台の下は使わない物でいっぱいなため、買い置きの在庫が床に並べられ、よけて通る。
つまずきそうなところにまた置いてあるんだこれが。
洗濯機の足元にも使用中の洗剤が何種類もゴロゴロ。
高齢者にはいちいち「かがむ」という動作は負担が大きいはずだが、同じく気づいていない。
予備のトイレットペーパーは、はるか頭上棚の上に鎮座。
80代のおばぁちゃんが椅子に乗ってそれを取っている姿を想像すると、背筋が寒くなるよ、もう。

高齢者の体にかかる負担
おまけに納戸に続くたった3段の階段も、
3年前に腰を痛めたYさんには降りるのもやっと、昇るのもやっと。
ついでに納戸はこの時期、他の部屋に比べるととても寒い。
この時期よく言われるヒートショック現象 は怖い。
なのに日に何度も、納戸に物を採りに行くという。

今回ご提案したこと・・・
 ・納戸は暖かくなってからゆっくりやりませんか?
 ・頻繁に使うモノは納戸におかず、使いやすい場所におきませんか?
 ・洗面所の床に置かれている物と、タオル等、立ったまま取り出しやすいようにしませんか?
 ・消耗品の置き場所を作りませんか?

約2時間、ご本人は近くに椅子を持ってきてお座り頂き、確認してもらいながら作業終了~。
さてさて、じゃぁお茶でも、と茶の間で一服頂いていて、気づく・・・・。

茶托やお茶わんが茶箪笥の一番低く奥行きのあるところにある。
(取り出すたびにバランスの悪い姿勢)
ポットの位置がお座りの場所と反対で、いちいち立って何度もお湯を組みに行く。
(腰が痛いのに)

むむむむむー・・・。

一気にあっちもこっちも移動や変化させるのは、高齢者にとって混乱の元。
今度、近くまで来たついでにとお茶でも頂きながらご提案しよう・・・・。

高齢者の片付けはむずかしい。
体力も記憶力も衰えてくる上に、気力も若い頃に比べると半減する。
おまけに判断力も激しく衰える。ふー。
そして体の自由が利かなくなるから、家の中はキケンがいっぱい。

高齢者の家と言うとまず「手すり」と思いがち。
高齢者の家を「安全で快適なすまい」にする、すまいづくりが重要だと言う事をひしと感じ
実家の母(入院中)にも元気なうちにもっとあれこれしてあげておけばなーと
ちょっとだけシンミリしちゃった、整理収納アドバイザー ヨコヤマトモコでございました・・・。





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by katazukelab | 2014-03-06 22:00 | 高齢者のカタヅケ


カタヅケラボ主催 整理収納アドバイザー ヨコヤマトモコがお送りする暮らしを快適にするカタヅケのツボ  (新潟県上越市)


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